インプラント治療のメリットとデメリット及び課題
インプラント治療のメリットとデメリット
歯科でのインプラント治療は実用されてからそれなりに時間を経ており、日本でも既に10年以上は提供されている歯科治療であるため、メリットとデメリットも比較的はっきりしているので、メリットとデメリットの比較によるインプラント治療の是非も、日本に入ってきた直後のように知識とノウハウの蓄積が不足した時期に比べれば、判断がしやすいはずです。
ちなみに、歯科インプラント治療のメリットは、最大で半世紀は整備をせずに済む、元の歯に限りなく近い噛み心地の歯を手に入れることができる点にありますが、外科手術を伴うことため、通常の施術に比べ危険なだけでなく、保険適用外であることから、治療費が高額になるというデメリットも抱えていることはご留意ください。
インプラント治療における最大の課題
最大半世紀にわたってメンテナンスをすることなく使用できる、代替歯を得ることを可能とする歯科インプラント治療ですが、日本での施術が認められてから10年以上経った現在に至っても、いくつかの課題を抱えており、中でも歯科医師の技術が歯科インプラント治療の成否に直結するにも関わらず、歯科インプラント治療を提供している歯科医院ごとに技術に開きがある点は、日本国内での歯科インプラント治療において最大の課題と言って過言ではありません。
この課題は、歯科インプラント治療の質が歯科医院によって全く異なるという事態を招いており、歯科インプラントを望む患者にとって、歯科医院の選択は施術の成否を大きく左右するファクターと化してしまっている一因です。